Adobe Acrobat X(10) Pro の動作不良が互換モードで解決

Windows7 Pro (64bit) で使っている Adobe Acrobat X Proの動作が1年ほど前から安定しなかった。pdfファイルの作成では問題はない。が、pdfファイル・リーダーとしては、1Mbに満たないファイルでも次ページへスクロールするとフリーズする。ここ数ヶ月は8割方フリーズする状態になった。

再インストールも2度ほどしてみたが、正常に動作したのは直後だけ。そのためフリー版のAcrobat Readerでしのいできたが、動作不良の原因を何とか突きとめて、解決策をはっきりさせたい。

Adobe のフォーラムを調べてみると、「64bit OS 上での問題ではないか」というディスカッションがあった。Adobe自体は、Windows7 64bit 上での Acrobat X の動作を
「○」: 使用できます。(弊社で動作確認済みですが、64-bit の恩恵は受けません。32bit 環境と同じ動作になります)
としていて、Adobe社からの「動作不良」などの公式なアナウンスは見つからなかった。
参考:アドビ製品の 64-bit 対応状況

そこでものは試しだと思い、「互換モード」で Windows7 (32bit)に設定してみた。
その後は一度もフリーズすることなく、ここ2週間ほど正常に動作し続けている。

Windows7の「互換モード」の設定法などについては以下を参照。
Windows 7実践ナビ – Windows 7の互換機能を使いこなす(互換モード編):ITpro