8月になって日の出が少しずつ遅くなってきた。4時半を過ぎてようやく空が白み始める。今日(8月2日)は旧暦ならば6月30日、水無月晦日にあたる。かつての夏越の祓は今日だった。(旧暦は明治5年12月2日まで、翌日が新暦の明治6年1月1日)。

今朝は4時から自転車で散歩に出た。空気がひんやりしていて心地よい。まずは国際会館駅前を西に向かい、深泥が池を回って上賀茂神社に。夜は明けたが、さすがに人はいない。

風そよぐ楢の小川の夕暮れは
禊ぎぞ夏のしるしなりけり
藤原家隆(百人一首では従二位家隆だったか、平安末期から鎌倉初期に活躍した歌人)の歌碑が、上賀茂神社を流れる御手洗川(楢の小川)の橋のたもとにある。いにしえの人々はここで禊ぎをし、夏越しを感じたのだろう。水は冷たく、タオルを浸して汗をぬぐった。
そのあと鴨川の左岸を南へ、2時間ほど走って6時台には家にもどった。今の時期、それ以降の時間は暑すぎる。それでも汗びっしょりになった。
この日の最高気温は34.6度だったとか、ここ数日はこんな気温が続くようだ。