母子像の画家の絵をみる

京都国立近代美術館に「メアリー・カサット展」を見に行った。 Mary Cassatt(1844-1926) 彼女の絵は、作画の画期毎にタッチや色使い、題材などもがかなり変化している。むしろ変化しない画家などいないのだと思...

描けなくなった画家の絵

今年の初夏に見逃した画家の回顧展が、この冬、伊丹の美術館にまわってきた。もう25年以上前に見た絵を、もう一度みたいと思った。この絵を残して画家は自ら命を絶った。この絵はいま以下に。 「1982年 私」(所蔵品のご案内 –...

再興九谷と明治・大正期の九谷

現役を退くと東京へ行く機会がめっきり減った。別に懐かしんでいる訳ではない。ただ、東京の美術館などに「ついでに」行く機会がなくなったのが少し残念ではある。以前は月に数度は東京に行く用があって、その際には、朝一番の新幹線で向...