夜明けをはさんで1時間ほど歩くのが日課だ。はやりのウォーキングではなく、空や花などを見ながら、写真を撮りつつの、ただの「散歩」。
今の季節には、比叡山のやや北側から朝陽がのぼる、おおよそ5時半ころには夜が明け、6時頃には陽がさしてくる。それまでに散歩を終えると、夏の陽を浴びずにすむ。
このごろが京都のもっとも暑い時期だ。昼間に散歩しよう、いやいや外に出ようなどいう気にはとてもならない。
いまは4時半頃に家を出て、5時半過ぎには家に戻ってシャワーを浴び、すっきりしてからコーヒーもしくは紅茶を入れる。それを飲みながら、やおら仕事にとりかかる、というのが通常の一日の始まりだ。
これから日の出の時刻が少しずつ遅くなる。私はそうして日を重ねてゆく。