夏越の祓

先月末ぐらいから、散歩道のあちこちで「夏越の祓(なごしのはらい)」の張り紙を見るようになった。現代では6月30日が大祓だが、本来は旧暦(太陰暦)六月晦の行事だ。今年なら8月2日が旧暦の6月30日にあたる。 旧暦の頃の人々...

奇妙な敬語に倦む

テレビはずいぶん前から見ないが、仕事中にながしていた地元FM局もここ二三年はめったに聞かなくなった。「キャスター」と称する話し手たちの奇妙な言葉遣いが気になって、「ん?」と思いことが多いからだ。つまりは仕事の邪魔になる。...

御花畑絵図と小松帯刀

「近衛家別邸御花畑絵図」の発見とともに屋敷地の場所が特定された、という記事が京都新聞にあった(2016年06月10日号)。 薩長同盟締結の邸宅、場所を特定 京都の研究家、文書で裏付け : 京都新聞 以下、引用。 文書には...

夏の空に変わる

五月も下旬になると、日の出の位置は比叡山頂のずっと北の低い場所になる。その分、実際に太陽が顔を見せる時間も早くなってきた。4時を過ぎると少しずつ明るくなり始め、4時半にはかなり明るくなってくる。日の出前のその時間が一日の...

Kathy’s Song / Eva Cassidy

地元FM局の番組で、長谷川きよしさんが京都暮らしのこと、好きな音楽のことを話していた。そのなかで好きな歌手の一人として Eva Cassidy をあげていた。 最初に買った彼女のアルバムは ”Live at Blues ...

映画ははじめの5分

映画ははじめの5分で決まる、私はそう思っている。実際、記憶に残る映画は始めの五分で見る人を物語に引き込む。 例えば、以前にも紹介した”A League of Their Own”のはじまりも見事だと思う。(ただ邦題は「プ...

ツツジのおわり

5月6日の朝、空一面の雲、しかも雲が早く動いている。10時過ぎに雨になった。宝ヶ池畔のツツジは盛りを過ぎつつあるようだ。 5月7日、雨上がりの朝。国際会館の植え込みのツツジ。昨夜の雨粒が残る。

柑子色の空

午前5時畔過ぎの空は柑子色(こうじいろ)に見えた。日の出の位置は比叡山頂のずいぶんと北側にうつってきた。稜線に陽がかかるその瞬間、空の色が変わる。モミジの新緑も鮮やかになってきた。 柑子色とは、少し赤みがかった明るい黄色...

晩春のなごり

4月も下旬になると5時には明るくなってくる。京都の日出は5:17、日没は18:34、夕方が長くなった。 桜もあらかた散った。比叡山の山腹には桜の色がなくなり、新緑が目立ってきた。 今朝、散歩の途中でいつもと違う道をとおっ...

雨の桜

今朝は雨、風もやや強い。満開の桜には厳しい試練だ。4月4日の朝も雨、いつもの散歩の時間には小雨程度だった。高野川沿いの桜は二分咲き、雨にぬれる花びらに水滴がひかっていた。せめて満開までを全うさせよ、そう願う。