カテゴリー: 日々
日常の思うこと、どこにも分類されないもの
備忘:(選べない国で)不惑を前に僕たちは 寄稿、作家・中村文則
朝日新聞, 2016年1月8日に掲載。備忘として採録しておく。以下、全文。 —– 「お前は人権の臭いがする」 国と同化、自己肯定の差別 (選べない国で)不惑を前に僕たちは 寄稿、作家・中村文則 僕...
朝、白川にたつ哲学者
夜明けをはさんだ時間の散歩に出ることはほぼ日課になっている。この季節の夜明けは7時過ぎなので、6時はまだ夜だ。それでも東の空、山の端は少し明るくなってくる。 右の写真は1月2日の早朝、中空には月が輝いていた。 さて、今日...
願う、すべて世は事も無し、を
2016年が明けた。 明るくなってきたので、いつものように町内の神社へ初詣にゆく。その後、蓮華寺の横を抜けて崇導神社へ向かう。昨夜から火の番をしていたのであろう若者が三人、いすに座って眠そうにしていた。「お疲れさん」。 ...
描けなくなった画家の絵
今年の初夏に見逃した画家の回顧展が、この冬、伊丹の美術館にまわってきた。もう25年以上前に見た絵を、もう一度みたいと思った。この絵を残して画家は自ら命を絶った。この絵はいま以下に。 「1982年 私」(所蔵品のご案内 –...